第31回JPA大阪展、第18回JPA公募展を、関西圏は緊急事態宣言の中ではあったが、今回は昨年と違い、県を跨ぐ移動の禁止など昼間の各地行政指導が緩やかで私設警察などで外出を抑制する実質的な行為も聞こえて来ず、図書館・美術館などもcloseしていなかったので計画どおり実施した。さすがに情勢を反映して出足は鈍く、頼みの土日は極寒でしっかり雨、という最悪のコンディションだったが653人の写真愛好家にご来場戴いた(過去最少数で昨年の1/3)、展示撤収作業と毎日の当番では24名の会員に毎日協力戴き、展示業者のプロ仕業や、奈良新聞のJPA展の要項記事、大看板業者の支援も重なり、悪条件の中でも充実した事業となった。本展終了後2週間は、スタッフや関連業者、美術館、などと協力し、感染情報収集に務め、無事過ごせたことを確認しあい、更に1ヶ月を経て監督行政やJPA本部にJPA大阪展の終了報告書を提出した。
記 & photo : 藤本光浩 HJPI320610000791