師岡清高写真展「刻の表出」
2020年2月13日(木)〜3月28日(土)
キヤノンギャラリーS
師岡清高さんの写真展「刻の表出」が東京・品川のキャノンギャラリーSで2月13日から3月28日まで開催されている。場内にはフランスの風景や建築物、町並み、室内の椅子やテーブルなど思いのままに撮影された大小の作品120点以上が展示されている。
師岡さん(72才)は大阪芸術大学芸術学部写真学科教授を昨年退職したのをきっかけに、学生時代に初めて訪れ、魅せられたパリを改めて半年間に4回足を運び撮影したという。
師岡さんは「私は時を経たものや人が関わったものが大好きです。どんなものにも始まりと終わりがあります。私の作品を見て、時の姿や切なさ、物がどのように見えるのかを見てくれれば嬉しいです」と話した。また、学生時代から始めているという、ガラスに液体を挟みアメーバやウイルスのような模様をマイクロレンズで撮影した面白い作品も展示され、来場者たちの目を楽しませている。
記/写真:山田信次 HJPI320600000873