中村輝一会員が代表を務める“グループ「隗」四人それぞれの写真展”が2020年8月4日(火)〜8月10日(月・祭)まで仙台市内の東北電力グリーンプラザ ギャラリーNORTHで開催された。
【それぞれの立場で写真を撮っていた私たちが、ある出会いを契機に今までの写真人生を振り返り、これからの新たな創作の刺激になればと・・・】(会場の挨拶文より引用)
文中の”ある出会い”とは、JPA公募展である。入賞入選を重ね意気投合し、中村会員が知り合いだったということで、グループが結成された。昨年につづき今回で2回目の開催となる。鳥、スナップ、水の風景など、各人のテーマに沿った写真が、全くタイトルどおりの「四人それぞれの写真展」になっており、猫の目のような公募写真展とも、また個展とも違う、黙って頷くことが似合う写真展になっていた。
フェイスシールド、消毒液、手袋と今のコロナ禍の状況を反映し、会場運営についても非常に考えさせられる写真展であった。
記 : 梅津 聡
写真、左から今野響児さん・鎌田利明さん・中村輝一会員・千葉精一さん