渡邉澄晴

渡邉澄晴の写真雑科 3

渡邉澄晴の写真雑科 3

6. 被害甚大

毎年8月は暑いばかりではない。つらかった悪夢の太平洋戦争が脳裏をかすめる。

66年前の1945年8月6日は広島に原子爆弾が投下された日。この日のラジオからは、「敵B29により広島に新型爆弾が投下されました。被害は甚大です。」と、放送されたことをいまでもはっきり覚えている。この『被害甚大!』は、戦時で初めて耳にした意外な言葉だった。戦局がかなり悪くなっていても国民に希望を持たすような嘘の報道をしていた軍部の本音の言葉だった。その後、原爆は8月9日長崎に投下された。

7. 終戦記念日

その6日後の8月15日の正午、NHKラジオ放送から「…朕は帝国政府をして米・英・支・蘇に対しその共同宣言を受託する旨通告せしめたり…」と天皇の肉声が流れ、日本は連合国のポツダム宣言を受託したことを発表した。これを太平洋戦争の終結の日として終戦記念日とした。

あれから66年後の、今年の3月11日。東北太平洋岸は大地震と大津波により、未曾有の「甚大な被害」をうけ、半年を迎えようとしている。
震災で犠牲になられた方々のご冥福と、被害に遭われた皆様の復興ならびに原発事故により立ち退きを余儀無くされた皆さんが一日もはやく自宅に戻られることをお祈り申し上げます。

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